「木の城」に興味のある方、建設を希望される方は、是非ご一読ください。 |
本州以南にお住まいの方には残念なことですが、現在「木の城」の建築は北海道内に限られています。また、北海道内でも一部地域では遠隔地料金を上乗せしなければならない所もあります。 これは、特徴のひとつ、下請けに出さない「社内一貫施工」のためです。 今のところ、道外に進出する考えはないようですし、これからもないと思われます。 本州にも、「木の城」に似たコンセプトの家造りをしている会社もあるようですから、調べてみてはどうでしょうか。 私の知る範囲で「関係リンク」に掲載していますので、参考にどうぞ。 |
こう書くと社員の方々が気を悪くするかもしれませんが、私の率直な意見です。 最近まで「木の城」のユーザーの多くが高齢の方や自営業の方であったことからかもしれませんが、サラリーマン向け、特に若い人向けの営業方法ではありません。現場の営業マンは割と気を使ってくれていますが、本社などの偉い方にこの傾向があります。 @アポイントなしで突然訪れる。 A一方的に来て「わざわざ来ました」と、押しつけがましい。 B帰りの時間を守らない。 私の知人の数人も、この点が嫌になって他社へ流れています。 私の場合も、家族がこの3点にぷちっと切れまして、話が一度ご破算になりました。 @については、退職者や自営業の方ならともかく、サラリーマン世帯については御法度です。たとえ専業主婦が在宅していたとしても、主がいないときに訪れるのはルール違反ではないでしょうか。 Aについては、年輩の方なら「わざわざどうも」ということなのでしょうが、呼んでもいないのに「わざわざ」はないだろうと思います。 Bについては栗山で具体的な話を詰める際の打ち合わせの時のことですが、話を始める前に「○時に帰ります」と言っておいても、必ず話が長引いてその時間に出られないということです。「自宅に何時までに帰りたい」ではなく、「何時にここから帰りたい」という感情を理解していないようです。 現場の営業マンは、時間やタイミングなど相手のことに本当に気を使ってがんばってくれているのに、偉い方々に「ちょっと」ということがあるようです。 購入話を進める場合は、この点をあらかじめ理解していかれた方が、後で後味が悪くなくていいと思います。 しかし、営業や建築、営繕など現場の方々は対応が早く親切で、話のわかる人も多く、社員教育の行き届いた面々がそろっていて、誠意をもって対応してくれていますので、この時の後味を吹き消すほどの非常に高いサービスを享受できます。 |
「たいせつ」は各営業所に「健康生活文化情報館」を開設して、北海道に住む者が考えていかなければならない点について、いろいろと情報を提供しています。 経済、健康、環境、地域、人間、そして北海道の住宅の現状について、パネル紹介の形で問題提起されていて、なかなか考えさせられます。 そこまではいいのですが、後半の他社製品夏冬比較や「天国・地獄」の比較は、おもむろに他社や入居者を卑下している感を否めず、ちょっと不快になりました。 「住宅満足度調査ランキング」のような、第三者が公平な形で調査した結果は、非常に信頼できる答えだと思います。他社にはない自社の特徴を比較することも、ぜひ進めるべきものだとも思います。 でも、他社製品の居住者を頭から愚かだと決めつけるような表現は、私でもどうかなと思いました。 家を建てる上で考えなければならない点については、納得できる内容で訴えています。 ですが、残念なことに前述の社員の対応にも見られるよう、売り方については誰もが気持ち良く受け取れる営業方針ではないようです。 なまじ「木の城」自体が非常に良いものであるだけに、こういったところが余計に目立つのが、残念です。 |
わが家もいくつかクレーム箇所がありました。しかも、最後のクレームは引き渡し後1年半も経ってから起きました。 詳細はここでは公開しませんが、電話で営業所に連絡をして1時間もかからないうちに、車で30分のわが家へ駆けつけてきてくれたこともありました。 「何が何でもすぐ直せ」ではなく、急ぐものは急ぐ、後でも困らないものは後でと、一方的な要求ではなく、お互いに整理して話をしていけば、迅速で的確な対応を受けられるものと思います。 「たいせつ」は「住宅メーカー」としてだけの顔ではなく、「生活メーカー」としての顔をめざしていることから、引き渡して終わりではなく、「木の城」居住者との長いつきあいを考えているため、引き渡しから何年経っていても、対応してくれるようです。 社員教育も厳しくされているだけあって、誠意をもって対応してくれますので、クレーム対応については全く問題はありません。 私自身、クレーム対応には非常に満足しています。 |
木の城たいせつ社は、建築基準法改正による3階建て住宅の設計審査の厳格化に伴う審査期間の延長の影響をもろに受け、スピーディーな建築ができなくなったことによる受注減により、誠に残念ながら平成20年3月10日に自己破産を申請し、倒産いたしました。 したがって、木の城たいせつ社は受注できない状態にあります。 木の城たいせつの栗山町の施設を購入した大阪の住宅メーカー「創建」が新たにつくった「きのしろ」「たいせつ」社が、施設・ノウハウ・人材を引き継ぎ、新築受注を行っているようです。(「木の城」未着工物件についても引き継ぐとのことです。) ただ、「木の城」の精神と技術をどの程度生かしているのかについては、私には確認できません。 「木の城」を引き継ぐ業者でもあり応援していますが、その商品内容については皆さんの目で確かめてください。 |
それでは
みなさんの家づくりが成功しますように