平成26年10月5日放送のテレビアニメ「天体のメソッド」第1話「円盤の街」。 いきなり最終回のノリでしたが、なかなか良かったですね。 作品の質も高く、今後に期待できそうです。 (ネタばれ防止のため、詳しく触れません。 ファンサイトのトップにネット視聴先へのリンクがあります。ぜひ本編をご覧ください。無料です。) 作品に出てきた場所や施設が、どのような「ところ」や「もの」をモデルにしているのか、リストアップしてみました。 記憶を呼び起こしてみたり、ビデオと見比べてみたりしてご利用ください。 なお、画像の比較については、「洞爺湖に聖地巡礼してみた」のページにある、聖地巡礼者の皆さんの記事がオススメです。 下段のサイト内リンクからぜひどうぞ。 |
作品内 | モデル | 地図・画像 | 説明・感想 |
ひまわり畑 | 不明 | 美術設定にあった風景です。 洞爺湖周辺に観光用のひまわり広場は数カ所あります。 最も有名なのは、洞爺湖南岸のレストラン梓の横ですが、 次の場面で虻田洞爺湖ICが出てくることから、 背景は一致しませんが順序と位置関係からすると、旧国道230号と37号の交差点近くにある「ひまわり迷路」かもしれません。 そうなると、苫小牧港から高速使わないでここまで車ですか?結構大変です。 |
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入ってきたトンネル | 三豊トンネル | ストリートビュー | 噴火湾側の入口です。 後ろの高架は道央自動車道・虻田洞爺湖インターチェンジです。 |
出てきたトンネル | 三豊トンネル | ストリートビュー | 洞爺湖側の入口です。 トンネルから出てきた時の正面の風景は、美術設定にあった風景です。 ちなみに、作品にあった正面の「ようこそ」看板は、実際にはありません。 |
霧弥湖遠景 | 洞爺湖遠景 | 美術設定にあった洞爺湖虻田インターチェンジ付近上空からの空撮です。 | |
オープニングの 木造の天文台 |
森と木の里センター | ストリートビュー | 入口からの様子です。ストリートビューでは、これが精一杯。 なお、作品とは建物の向きが異なります。 同じアングルでの秋と初冬の風景は美術設定にありました。 |
オープニングの 桟橋 |
洞爺水の駅前桟橋 | 柵の色は違いますが、洞爺湖温泉街対岸の洞爺水の駅の前の遊覧船桟橋です。 定期便の運航はありませんが、平成25年の洞爺湖マンガアニメフェスタの際には遊覧船の臨時便がここに接岸しました。 |
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オープニングの NOZOMI |
BOYOTEI・望羊蹄レストラン | ストリートビュー | 「望」の字を生かして「NOZOMI」とは、しゃれてますね。 ちなみに、ここのボークチャップは絶品です! |
オープニングの 霧弥湖温泉遠景 |
洞爺湖温泉街の遠景 | 西山火口側の旧国道230号線遺構から登った先の高台にある金毘羅火口駐車場から見下ろした風景です。 実際に、絶景です。 | |
乃々香の家のテレビ | 乃々香の父が「7年か…」とつぶやきましたが、見事にブラウン管テレビでした。 アナログ放送の終了は2011年7月24日なので、地デジ対応のチューナーかビデオデッキがなければ、おそらくこのテレビは映りません。 |
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乃々香の家 | 不明 | 後に出てくる郵便受けからの風景は美術設定にもありました。 中島の形から天文台と同じく洞爺湖東岸と思われましたが、第2話の風景から南岸の可能性が出てきました。モデルは不明です。 (第12話でようやく位置が特定できた…かな。) |
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霧弥湖の桟橋 | 洞爺湖温泉の駅前桟橋2 | 洞爺湖南岸の洞爺湖温泉街の西側にある遊覧船の桟橋です。 後述の「しいはら本舗」のすぐ脇に位置しています。 ちなみに「駅前」の名称の「駅」ですが、大正時代に虻田町と洞爺湖温泉をつないでいた電車の駅が、桟橋の前の道を上った先にあった名残らしいです。 |
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円盤御殿しいはら本舗(外観) | 民芸御殿 | ストリートビュー | 建物のモデルとなったのは昭和新山の入口にある「お食事処」です。 なお、店舗の商品棚は「サイロ展望台」の売り場がモデルになっています。 |
しいはら本舗(位置) | ホテル案内所横の空き地 | ストリートビュー | 土石流水路の横の洞爺湖と道道の間の更地に、作品では店舗が建っていることになっています。不動産物件としても結構いい場所です。 |
怪獣(キリゴン)の顔出しパネル | 洞爺湖のトッシー? | 昭和のクッシーブームの時に、洞爺湖にもいると騒がれました。 地元ゆるキャラの「洞龍くん」とは関係ないものと思われます。 絶滅寸前から復活して今や北海道の観光地各地の「顔」となった顔出しパネルは、前のじゃらんの編集長さんが広めました。 |
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北美市街 | 札幌市街 | この風景は美術設定にもありました。 ススキノの観覧車ノルベサからテレビ塔の方を見た絵のようです。 次のバスターミナルの行先表示から「北美」としましたが、 どういった地理的設定なのかはまだわかりません。 |
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北美(ほくび)駅前バスターミナル | 札幌駅前バスターミナル | 内部の様子が美術設定にありました。 札幌〜室蘭の高速バスは良く利用してたものの、遮断機はちょっと覚えがなかったですが、聖地巡礼者ヒバイストさんが遮断機の画像をブログに掲載していることから実在するようです。今度見に行ってみます。 札幌〜洞爺湖温泉は、所要時間2時間45分、片道2700円です。 作品中で北美〜霧弥湖温泉が30分400円とのことだったので、 伊達市街〜洞爺湖温泉の40分600円よりも近い設定のようですね。 |
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Saicomart | セイコーマート 洞爺たなか店 |
ストリートビュー | 夕日の加減が異なりますが、同じアングルの絵が洞爺湖で公開された美術設定にありました。 洞爺湖温泉街の中心にあるコンビニがモデルです。 作品では「サイコーマート」でしたね。 多少棚が高すぎますが、店内の雰囲気はあんな感じです。 この店舗は、かつて全国のセイコーマートで最高の売り上げを記録したことがあったそうです。 |
駅前桟橋 | 洞爺湖温泉の駅前桟橋2 | 前述の「洞爺湖温泉の駅前桟橋2」を陸側から見たところです。 付近にある「駅前桟橋1」からは遊覧船がでていますが、この「駅前桟橋2」は普段は使われていません。 |
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鳥みたいな彫刻 | 洞爺湖温泉の湖岸の彫刻 | 洞爺湖南岸の洞爺湖温泉の湖岸にある彫刻で、 洞爺湖ぐるっと彫刻公園のひとつ、山田吉泰 作「風」です。 モチーフは、鳥ではないようです。 |
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乃々香が走る道路 | 壮瞥温泉の町道? | この風景も美術設定にありました。 島の形と雰囲気から、洞爺湖南岸の道道の一本山側の町道のような感じもしますが、ガードレールが一致せず、断定できないでいます。 |
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モーターボート店 | 洞爺湖温泉の貸ボート屋 | スワンなどの貸ボートのほか、モーターボートによる遊覧ができます。 めちゃ早いです。 看板の柄は、今は別の柄になっていますが、以前は作品のような柄でした。 確かに「モターボート」だった気もしますが…記憶にちょっと自信がないです。 |
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霧弥湖のバスターミナル | 洞爺湖温泉バスターミナル | ストリートビュー | 柱の乗場番号も一致していましたね。建物の中もそのままです。 この建物の別階に、観光協会や洞爺湖サミット記念館が入っています。 ちなみにこの建物は、以前は火山科学館、もっと昔は「洞爺サマーランド」というハワイアン施設でした。 |
しいはら本舗前の水路 | 小有珠川泥流対策流路 | ストリートビュー | 1977年の有珠山噴火後に整備された土石流対策の水路です。 洞爺湖温泉街には、普段は水が流れない3本の水路が走っています。 たそがれ時のこの風景は洞爺湖で公開された美術設定にありました。 |
鳥みたいな彫刻の前の桟橋 | 洞爺湖温泉の駅前桟橋1 | ストリートビュー | 前述の「洞爺湖温泉の駅前桟橋2」の東側にある桟橋です。 鳥みたいな彫刻は、前述の「洞爺湖温泉の湖岸の彫刻」です。 |
入っていったトンネル | 三豊トンネル | ストリートビュー | 洞爺湖側の入口ですね。 このトンネルは対噴火用の避難路なので、通常の国道トンネルよりも強固な構造で作られています。 |
エンディングの アジサイと三角屋根 |
金毘羅火口遺構 | ストリートビュー | 2000年有珠山噴火の火山遺構で、三角屋根は旧町営温泉「やすらぎの家」です。 アジサイは、地元のトラック協会が温暖化防止で植樹したものです。 |
エンディングの 学校の教室 |
北海道庁旧本庁舎2階内部 | ご存じ、札幌の「旧道庁の赤レンガ」です。 詳細は第2話にて説明いたします。 |
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エンディングの 公園の階段 |
洞爺中央公園 | 私はここがわかりませんでしたが、聖地巡礼者ヒバイストさんが特定してくれました。 (普段は岸から見た風景しか知らないので、これはしょうがないかな。 それを見つけ出す聖地巡礼者の方々は本当にすごいです。) 洞爺湖北岸の「水の駅」近くの湖岸です。そっくりの階段がありました。 |
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エンディングの 黄色い柵の道路 |
洞爺湖町高砂町の道道 | ストリートビュー | この風景はどこかで見たはずだ…とは思っていても思い出せず、自力では位置を特定できないでいましたが、これもまた聖地巡礼者ヒバイストさんが特定してくれました。 本当によく見つけてくれたものです。 洞爺湖温泉とは有珠山を挟んだ反対側の海側の町の、観光地でも何でもない普通の住宅地の一角です。 うちの祖母の家の近所でした…。 |
枕木敷の遊歩道 | 西山火口散策路 | ストリートビュー | 洞爺湖温泉と海側の虻田市街の間にある、2000年の有珠山噴火の火口と遺構を巡る遊歩道です。 |
キツネと望遠鏡 | 森と木の里センターの望遠鏡 | オープニングで出てきた木造の天文台のドーム内がモデルです。 多少アングルが異なりますが、美術設定に似た絵がありました。 実際には使われているので、こんなに荒れていません。 |
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ここからは文字・地名編です。 | |||
霧弥湖(きりやこ) | 洞爺湖 | 地図 | オープニングの湖の形と比較してみてください。 (北岸がちょっと違うかな。) |
北美ナンバー | 室蘭ナンバー | 車は「北美300そ6310」でしたね。ちなみに現地は「室蘭」ナンバーです。 引っ越し前から地元ナンバー用意していたんですね。 |
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寒都(さっと) | 札幌 | トンネル出てすぐの道路標識の表記です。 イメージは合ってるかも。 | |
加茂別(かもべつ) | 喜茂別(きもべつ) | 同上から。 「かきくけこ」ですか。 | |
草津部(そうつべ) | 壮瞥(そうべつ) | 同上から。 イントネーションがイマイチで、地元の人が気を悪くしそうです。 | |
DN BUS | 道南バス | バス横の文字から。 あの深緑のデザインは紛れもなく地元のバス会社のものです。 チョロQ持ってま〜す! | |
的大牧 | 苫小牧 | バスターミナルの時刻表から。 この変換はなかなか秀逸ですね。 | |
裏川 | 浦河 | 同上から。 上に比べると、至って自然なストレート変換。 | |
昇和神山 | 昭和新山 | 霧弥湖バスターミナル時刻表から。 意味合いも悪くない素敵な変換です。 |
※ この番組の設定等は架空であり、実際の団体、人物、法律とは関係ありません。
なので、多少どころか全然モデルと違っていても、当然、な〜んにも問題ありません。
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